これだけ覚えてください
「2026年6月は給料アップ(臨時)、2027年4月が制度の本番」
今、国会で「ケアマネ更新制の廃止」や「受験資格の緩和」が正式に動き出しています。
女の子「介護保険の改正って、結局いつなの?」
「ケアマネの受験資格が3年に緩和されるのは本当?」
介護現場やケアマネジャーを目指す方にとって、改正スケジュールは死活問題ですよね。
結論から言うと、「2026年は賃上げのための臨時改定」「2027年が制度の抜本改正(本番)」とはっきり分かれています。
この記事では、複雑なスケジュールをシンプルに整理し、ケアマネ制度の激変ポイント(受験資格・更新制廃止)の最新情報をわかりやすく解説します。
1. 介護保険改正の全体スケジュール|2026年と2027年の違い
介護保険制度は通常3年ごとに改正されていますが、今回は2026年6月に「臨時改定」が実施されるため、例年より複雑です。
2026年に職員の処遇改善加算があるので、混乱を招きやすくなっています。
改正スケジュール一覧表
| 時期 | 内容 | 重要度 | 影響を受ける人 |
|---|---|---|---|
| 2026年6月 | 臨時介護報酬改定 | ★★★★☆ | 現場職員(賃上げ・処遇改善) |
| 2026年8月 | 居住費・食費の見直し | ★★☆☆☆ | 施設入所者・その家族 |
| 2027年4月 | 第10期 制度抜本改正 | ★★★★★ | ケアマネ・全従事者・利用者 |
ポイント:2027年が「制度」の本番
ケアマネジャーの資格ルールや、サービス利用の仕組みが大きく変わるのは、2027年4月からスタートする「第10期介護保険事業計画」のタイミングです。
2. 2026年6月「臨時報酬改定」の狙いは「賃上げ」
2026年の改定は、制度の仕組みを変えるものではなく、主に「他産業に負けない賃上げ」を目的としたものです。
物価高や、他の業界では賃上げとなっていますのでケアマネ業界も、その風にのって賃上げするための改正となっています。
2026年6月改定の主な内容
- 介護職員の賃上げ: 月額1万円〜1.9万円相当の処遇改善を目標。
- 対象の拡大: これまで対象外だった居宅介護支援(ケアマネ)、訪問看護、訪問リハ等も処遇改善の対象に!
- 生産性向上への評価: ICT活用や「ケアプランデータ連携システム」導入事業所への加算拡充。
2026年6月からは、これまでの補助金形式ではなく「介護報酬」として正式に給与アップ分が組み込まれます。現場で働く方にとっては、「手取りが増える」嬉しい改定となります。
※基本的には毎月の給料に入れることが推奨されていますが、事業所によってどのように所得に増やすかは変わってくると思います。
3. 【激変】2027年改正でケアマネ制度はどうなる?
2027年の改正は、ケアマネジャーにとって過去最大級の転換点となります。現在、「社会福祉法等の一部を改正する法律案」として国会で審議・閣議決定が進んでいる最新情報です。
① 受験資格が「5年→3年」へ緩和(有力)
これまで国家資格取得後「5年」の実務経験が必要でしたが、「3年(かつ従事日数540日以上)」に短縮される方針です。
- 施行時期: 2027年度(令和9年度)の試験から適用される可能性が高い。
- 対象拡大: 診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、救急救命士、公認心理師も受験可能に。
- 注意点: 2026年(今年)の試験は、まだ「5年」ルールが継続されます。
② ケアマネ更新制の「事実上の廃止」
「研修が負担すぎて資格を捨てる人が多い」という問題を解決するため、5年ごとの有効期間(更新手続き)をなくすことが明記されました。
- 変更後: 一度取得すれば、資格自体は「一生モノ」として継続。
- ただし: 業務に従事する間は、都道府県が行う「法定研修」の受講義務は残ります(受けない場合は業務禁止命令が出る可能性も)。
※更新はしなくていいが、研修は受けてねという事になるかと思います。
ケアマネの質が低下しないようにするのかな?
4. 【ケース別】今、私たちはどう動くべき?
改正を待つべきか、今すぐ動くべきか迷っている方へ、実務視点のアドバイスです。
ケアマネ試験を受けたい人
- すでに実務経験が5年ある人
迷わず「今年の試験」を受けるべきです。 制度緩和を待つメリットはありません。 - 実務経験が3〜4年の人
2027年の緩和を見据えて今から勉強開始! 緩和初年度は受験者が激増し、合格率が調整(難化)されるリスクがあるため、早めの対策が吉です。
初年度は、運営側も初めてなので予想が難しいです。その中で合格を勝ち取るためには例年よりも入念な準備が必要になってくると思います。
介護保険法は変わる部分もあるので、変わらない医療分野などを勉強しておくと、勉強の負担を減らすことが出来るのではと思います。
介護事業所の経営者・管理者
- 2026年6月の臨時改定に向けて:
ケアマネ事業所も処遇改善の対象になります。「ケアプランデータ連携システム」への加入など、算定要件を今のうちにチェックしましょう。 - 2027年に向けて:
「3年でケアマネになれる若手」が増えます。キャリアパスを再設計し、離職防止につなげるチャンスです。
5. まとめ|2027年を見据えて動くのが正解
今回の改正スケジュールを整理すると以下の通りです。
- 2026年6月: 介護報酬の臨時改定(ケアマネ含む給料アップ)
- 2027年4月: 制度の抜本改正(ケアマネ3年緩和・更新制廃止)
制度が変わるのは2027年!
ただし、2026年から「賃上げ」や「システム導入」の準備は始まっています。特にケアマネを目指す方は、自分が「2027年緩和組」になるのか、それとも「現行5年組」として早く合格すべきか、今のうちに決めておきましょう。
[ケアマネ受験資格「5年→3年」緩和の詳細と計算方法はこちら⇩















